主人公は「青豆さん」
作家の村上春樹さんが2月15日、イスラエルの文学賞「エルサレム賞」の授賞式で行った体制を「壁」、個人を「卵」に例え、「私はいつも卵の側に立つ」と作家としての姿勢を語った記念講演が大きな反響を呼んだ。“the egg”を強調していたのが耳に残った。
その3ヶ月後に5年ぶりとなる長編小説発売。発売初日で何と68万部の売れ行きだという。
昼休みに紀伊国屋書店をのぞいたら、1巻・2巻それぞれ5冊ずつぐらいしか残っていなかった。特に目立つ場所に置いているわけでもないのに・・・・・。
もちろん、もうじきノーベル文学賞を取るであろうと言われている村上春樹さんの作品、しかも5年ぶりの長編小説ともなれば当然の売れ行きか?とも思うが、やはり内容を一切公開しなかったことも功を奏したのではないだろうか。1984年の日本を舞台にカルト教団の謎を描いているらしい。主人公が「青豆さん」ということがわかっただけで昼休憩終了。
最近の本は、発売前にネット上に長々とあらすじが紹介されていたり、中には『立ち読み』と称して、最初の10~15ページを読むことができるものもある。これだけでもう読んだ気になったりすることも。しれに引き換え・・・。まんまと販売戦略に乗せられた感あり。
書籍の販売数の減少がはなはだしいとのことだが、いくらこんな時代でも、1巻1800円の本が飛ぶように売れる。今のところは作家のネームバリューが最大の原因だろうが、さて、内容についての読者の反応はいかに?
「ノルウェイの森」が発売されたとき、ちょうど義妹が入院中だった。退屈しのぎにと差し入れた。赤と緑のきれいなカバーに気分も明るくなるかと思ったが、病人にはあまり歓迎されなかったのを覚えている。
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先日友人がリッツカールトン大阪のフランス料理のお店で接待を受けた。ディナータイムには紳士はジャケット着用との決まりがあるとか。女性の場合は何を着ていくべきか悩んで、仕事帰りに何度もデパートに足を運んだみたい。
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