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「月の満ち欠け」

Photo佐藤正午さんの直木賞受賞作。

出版社の紹介文には「あたしは,月のように死んで,生まれ変わる――目の前にいる,この七歳の娘が,いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の,三十余年におよぶ人生,その過ぎし日々が交錯し,幾重にも織り込まれてゆく.この数奇なる愛の軌跡よ! 新たな代表作の誕生は,円熟の境に達した畢竟の書き下ろし.さまよえる魂の物語は戦慄と落涙,衝撃のラストへ。」とある。
これほど相関図が欲しい!と思った小説はない。どこで、誰と誰がどうつながっているのか、よくわからず。読み終わってから、自分なりに相関図を作ってみて、やっと?何となく?わかった次第。
ネットの読後感を見ると、「ぐいぐい引き込まれた」という人もいたが、私のようにつながりがよくわからないという人も。高齢になって理解力が衰えたか?とも思ったが、同じように感じた人もいて、何となくホッと。
これが今年の読み納め。今年の読書冊数は37冊。目標の50冊には届かなかったが、まずまずといったところ。
来年も目標は50冊。図書館で借りた本や友人から借りた本、自分で買った本が目の前にうず高く。さて新年はどれから始めるか?

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胸アツ応援上映

久しぶりに満席の映画館で映画を観た。

『ボヘミアン・ラブソディ』
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。
予備知識なく見たので、主演の男優ラミ・マレックの歌の上手さに感心していたのだが、主にフレディ自身の歌声を使用しているそう。20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」に思わず手拍子をしそうになったが、皆さん最後まで静かに鑑賞。
クイーンのファンなら一緒に手拍子したいのでは?・・・と思っていたら、拍手、手拍子、発声OK! コスプレもOKという上映もあるとか。
それが、上映スケジュールを見たときに書かれていた「胸アツ応援上映」。劇場内が一体となり、まさにライブさながらの盛り上がりを見せているそうだ。
友人はあまりの感動に映画を2回見たそうだが、もう一度見るなら「胸アツ応援上映」を経験してみるのもいいかな・・・と。
遠い昔、映画好きの父親と行った東映の時代劇。親の仇との仇討ち応援のために駆ける主演男優に向かって客席から大きな声援が起こったのを思い出した。

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薄墨の挨拶状

拝啓 師走の季節

お忙しくお過ごしのことと思います。
長年にわたり、いただいておりました
年始の挨拶ですが、
寄る年波を感じるに至り
誠に勝手ながら、今後どなた様にも
控えさせていただきたく思っております。
どうかよろしくお願いいたします。
                   敬具
82歳の義兄から届いた挨拶葉書。
いわゆる「終活年賀状」がブーム(?)とはわかっているし、自分自身もだんだん「年賀状って必要?」と思い始めていた時なので、届いたことに何の抵抗もないのだが、ちょっと気になったのが、文面が薄墨印刷だったこと。
届いている喪中葉書を見ると、宛名面・文面とも黒色で印刷されている。
調べてみると、喪中なので絶対に薄墨にすべき!というものではなく、あくまで出す人の好みによるらしい。挨拶文が黒色だからといって、失礼に当たるわけではないとのこと。
ただし、喪中葉書だからと言って宛名面を薄墨にすると、もらった人がいやな気分になったりするので黒色がおススメだと。
義兄からの葉書も宛名面は黒色だったが、文面の薄墨印刷には何となく寂しい気が。
10年以上年賀状だけの付き合いになってしまっている義兄だが、久しぶりに夫の実家の墓参りにでも・・・という気分に。

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所変われば

ロンドン在住の同級生からのLINEにびっくり!

ロンドンでは12月25日は公共交通機関が全面ストップ。タクシーは特別料金で割増し。スーパーや服などのお店はほとんど閉店、ホテル以外のレストランも休業。
町はガラ~ンとしていて、人の姿もまばらだそう。
クリスマスはかき入れ時の日本とは大違い。
車を持たない同級生は近所のテニス仲間のお家でディナーをいただくのだそう。
イギリスのクリスマスは家族や友人たちと過ごす大事な時間ということ。

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スーツケースベルトは不要?

Photoグランフロント大阪のクリスマスツリー。これが白・オレンジ・パープルに変わるのだが、何となく華やかさに欠けるような・・・。

クリスマス前の三連休とあって、デパートやショッピングゾーンは人、人、人。
相変わらず外国人観光客が多い。
彼らの多くがスーツケースを引いているが、彼らのほとんどはスーツケースベルトをしていない。
最近は、外国へ出かける日本人もベルトを架けていない人が多いように思う。
ターンテーブルから出てくるたくさんのスーツケースの中から自分のものを見つけやすいように・・・という理由で目立つベルトをかけていた。それに海外の空港では荷物の扱いが乱暴なので、開かないようにという理由もあったのだが、ベルトは時代遅れなのか?
旅行社の人に聞くと、海外でスーツケースベルトをしているのは日本人ぐらいで、「この荷物は日本人のものですよ」とアピールすることになって、逆に狙われやすいのだそうだ。
ベルトをしない外国人が多いということは、日本はそれだけ安全な国ということ。

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やってしまった!

洗濯機を開けてあ然!

図書館から借りた本が表紙だけになって、洗濯機の中でシーツとボロボロになったページが絡まっている。
洗濯するためにシーツをはがしたときに本が紛れたのだが、それに気づかずに洗濯してしまったようだ。
初めての経験。
シーツを振って紙屑をはがそうとするが、どちらも濡れているので、なかなかはがれず。
たちまち洗面所の床は紙屑だらけに。
自分の不注意とはいえ、情けなくなった。
もう一つしなければならないのは図書館へのお詫び。借りていた本はかなり以前に出版されたものなので、どうするかは後日封書で連絡するとのこと。封書に指定された本を自分で取り寄せて弁償するらしい。

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オーバーツーリズム

Minoo 自宅から一番の近場の紅葉の名所と言えば箕面だが、友人と出かけようかと話していたが、ニュース映像を見て、その気が失せた。滝へと続く遊歩道が人で埋め尽くされているのだ。そのほとんどが外国人観光客。「どちらから?」というインタビューに答える人の国がどこにあるのかもわからない。

Photoこれは京都嵐山の竹林。風情などあったものではない。
先日の三連休の時の嵐山の渡月橋のニュース映像に一瞬梅田の歩道橋かと思ったくらい。
去年、世界で海外旅行に出かけた人の数は、過去最高の13億2,600万人。2000年の6億8,000万人と比べると、およそ2倍に増加しているそうだ。
世界の観光地では増えすぎた観光客に地元住民が「激怒」。イタリアのベネチアでは大型豪華客船に向かって「ベネチアに来るな」と海上デモを展開。

オランダのアムステルダムでは、一度に10人前後の人たちがビール片手にペダルをこいで進む観光用の乗り物「ビアバイク」という名物が、交通渋滞や酔っ払って騒ぐなどマナーの悪化が頻発して、営業禁止に。

マナーを守っていれば、何ら問題はないのだろうが。
「旅の恥はかき捨て」などということのないように。
だが、このことわざには別の意味もあるとか。日本人は消極的なので、せっかくの旅でも楽しむことがないので、「旅先では恥ずかしがらずに積極的にいこう。どうせ、知っている人もいないんだから、恥ずかしがってもじもじしていても仕方がない」という意味だという考え方もあるらしい。

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『悪玉伝』

Photo朝井まかてさんの『悪玉伝』が第22回司馬遼太郎賞を受賞したとの記事が朝刊に掲載されていた。

ちょうど読み終えたばかり。
なかなか痛快なストーリーだが、主人公の吉兵衛もそれほど悪玉とも思えず、タイトルと内容にちょっと違和感。
大坂の炭問屋・木津屋の主の吉兵衛は、稼業は番頭らに任せ、自らは放蕩の限りを尽くしてきた。そこへ実の兄・久佐衛門の訃報が伝えられる。実家である薪問屋・辰巳屋へ赴き、兄の葬儀の手筈を整える吉兵衛だったが、辰巳屋の大番頭・与兵衛や甥の乙之助に手を引くように迫られると、事態は辰巳屋の相続争いに発展する。上方で起こった相続争いの噂はやがて江戸に届き、将軍・徳川吉宗や寺社奉行・大岡越前守忠相の耳に入る一大事に。将軍までも巻き込んだ江戸時代最大の疑獄事件の結末は――。
この作品は、八代将軍・徳川吉宗の時代に実際に大阪の豪商・辰巳屋で起きた相続争いを題材にしているとのことだが、大岡越前というと、TVドラマでの加藤剛さんの落ち着いた名裁きを思い浮かべるが、この作品の中で描かれる、高齢となった大岡越前にクスッと笑えた。

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