大混雑の「正倉院展」
昨年の「正倉院展」では天皇皇后両陛下にお目にかかるというサプライズがあった。さて今年は?と楽しみに出かけた。
今年は天皇陛下即位20年を記念して例年より3日間長い会期で開催されているが、それも12日で終了。土日は大変な人出だろうからと、非番の今日出かけたが、平日だから・・・という読みは甘く、奈良駅に着いた途端に目にした【現在の待ち時間60分】という貼り紙。
それなら先に国立博物館より奈良駅寄りの興福寺の「国宝 阿修羅展」を見ようと行ってみたが、なんとなんと、【待ち時間3時間半】。
大阪万博のとき、アメリカ館の月の石を見るために長時間並んだ覚えはあるが、あれは20代前半の話。今はとてもそんな体力も気力もなく、「正倉院展」だけを見学することに。
意外とスムーズに行列が進み、入場したは良いが、会場内は大混雑。不況の今はデパートのバーゲンセールでもこんな光景は見られない。
今回の展示品の目玉といえる「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」では、ガラスケースを五重にも六重にも取り巻いて、全く見えない。
後ろの人は「前の人は見終わったらさっさと離れて!」と叫ぶが、前の人も出たくても出られない状態。バックにこの琵琶の音色が流れているような気がしたが、耳を傾けている余裕さえない。
結局、「平螺鈿背円鏡」「金銀花盤」「伎楽面 呉女」など主な展示品だけを見て、早々に引き上げた。
毎年出かけているが、これほどの混雑は初めて。おそらく阿修羅展の時期との重なりも影響しているのだろう。
立冬が過ぎたというのに、暑くて暑くて、帰りに飲んだコーヒーフロートのおいしかったこと!
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